検索演算子の使い方

ワイルドカード検索

1文字のワイルドカード検索を行うには ? 記号を使用します。

たとえば、"text" または "test" を検索するには次の検索語を使用します。

te?t

複数(0文字以上)の文字のワイルド検索を行うには * 記号を使用します。

たとえば、"test", "tests" またh "tester" を検索するには次のように指定します。

test*

検索語の中間にもワイルドカード検索を使用することができます。

te*t

注: 検索語の最初の文字に "*" または "?" 記号を使用することはできません。

あいまい検索

あいまい検索を行うには、単一の検索語の最後に ~ 記号を 使用します。たとえば、スペルが "roam" に似た語を検索するには、次のように指定します。

roam~

これにより、"foam" や "roams" といった語がヒットします。

類似の程度を指定するには追加のパラメタを使用します。パラメタの値は0から1で、1に近いほど類似度のより高い語がヒットします。たとえば、次のように指定します。

roam~0.8

パラメタが指定されない場合は、0.5がデフォルトとして使用されます。

近接検索

近接検索を行うには、複数の検索語の最後にチルダ記号 ~ を 使用します。 たとえば、10文字以内の間に "economics" と "kynes" が含まれる資料を検索するには、次のように 指定します。

"economics Keynes"~10
範囲検索

範囲検索を行うには、{ } を使用します。たとえば、"A", "B", "C" の いずれかで始まる語を検索するには次のように指定します。

{A TO C}

出版年のような数値フィールドでも次のように範囲検索を行うことができます。

[2002 TO 2003]
検索語の重み付け

検索語により高い重みを与えるには、^ 文字を使用します。 たとえば、次の検索を行うと

economics Keynes^5

検索語 "Keynes" がより重視されます。

ブール演算子

ブール演算子により検索語に論理演算を適用できます。次の演算子が使用できます: AND, +, OR, NOT, -

注: ブール演算子は「すべて大文字」でなければなりません。

AND

AND 演算子はデフォルトの結合演算子です。つまり、2つの検索語の間に ブール演算子がない場合、AND演算子が使用されます。AND 演算子はレコードのいずれかのフィールドに2つの検索語の双方が存在するレコードに ヒットします。

"economics" と "Keynes" の双方が含まれるレコードを検索するには、次のように指定します。

economics Keynes

あるいは

economics AND Keynes
+

"+" すなわち必須演算子は、"+" 記号が付いた検索語がレコードのいずれかのフィールドに 必ず存在することを要求します。

"economics" が必ず含まれ、"Keynes" が含まれていてもいなくても良いレコードを検索するには、次のように 指定します。

+economics Keynes
OR

OR演算子は2つの検索語を結びつけ、 いずれかの検索語が存在するレコードを検索します。

"economics Keynes" あるいは単に "Keynes" のいずれかを含む資料を検索するには、次の ように指定します。

"economics Keynes" OR Keynes
NOT

NOT 演算子は、NOT の後ろにある検索語を含むレコードを除外します。

"economics" を含むが、"Keynes" は含まない資料を検索するには、次のように指定します。

economics NOT Keynes

注: NOT 演算子は単一の検索語には使用できません。たとえば、次の検索はノーヒットに なります。

NOT economics
-

- すなわち抑制演算子は、"-" 記号の後ろにある検索語を含む資料を除外します。

economics" を含むが、"Keynes" は含まない資料を検索するには、次のように指定します。

economics -Keynes